ワカンダ・フォーエバー 感想(ネタバレあり)


ワカンダ・フォーエバー見てきました。

ネタバレしていますので、お気をつけください。















あらゆる場面で涙なしには見れず、ぐすぐずでした。やっぱりひとりで行ってよかった…。

オープニングの特殊演出はスタンリーの前例もあったので、来るだろうとは構えていたけど、チャドウィック~~~!!!もうあれで泣いちゃう…。

王不在の扱いがどうなるのかと思っていたら、現実とリンクさせてくるなんて…。

観客の心情をここまで物語の中にリンクさせてくるとは…そのうえラモンダまで失うとは考えてなかった…。兄の死すら乗り越えていなかったシュリにこんな…こんなつらい…。

シュリが祖先の平原には行けずにキルモンガーと対面したとき、まさかの展開だったので驚いたけど、伝統に懐疑的でテクノロジーを信じるシュリを思えば納得だし、復讐心という共通点もそう。にくい演出だった…!
それにしても相変わらずかっこいいなキルモンガー。
あそこでティ・チャラと再会させないのは、良かったなって思ってます。
キルモンガーがシュリにティ・チャラの志は崇高すぎたと言ったとおり、あれほど気高く立派な王はそういない。ティ・チャラがいかに特別だったか。
簡単にはシュリをその高みにはいかせない、もがかせるかんじ、ぐっときました。

とはいってもそのあとのシュリの闇落ちすれすれな感じ、ずっとはらはらしてしまったし、ネイモアとどう決着をつけるのか気が気じゃなかったです。
ラモンダの声が彼女に届いて良かった。

大切な人たちとの死といかに向き合い、生きていくか。
最後シュリが、信じていなかった伝統を通して別れと向き合うシーンはぐっときました。
非科学的だけれど、想い信じる心が、感情が、癒やしてくれることってたしかにあると思うから。

シュリのスーツ、ゴールドとシルバー両方が入ってるデザインなのってなんで?と予告で疑問だったけど、ティ・チャラとキルモンガーどちらの意志も持った者としてのスーツなのだと分かってそれもまた熱かった。

ネイモアの、ひとりの国を治める神としてなすべきことをしようとする感じけっこう好きなので、今後ワカンダの同盟国として何か活躍があるのを期待。

リリに関してはアイアンハートでの掘り下げが楽しみ。

もうあとはヴァル。ヴァルの登場は大興奮でした。ああいう悪い女、きらいじゃないのです。サンダーボルトへの布石だよね?ね?早く見たい、エレーナの活躍。